HOME > 自己破産事例
山川さん(仮名) 28歳
職業:OL
家族構成:一人暮らし
年収:230万円
貯金と収入の大変が浪費とギャンブルで消え、いつしか生活費をはじめ友人との食事や旅行費用も消費者金融に頼るようになりました。しかしながら毎月の返済はOLの収入からでは苦しく完済の目ども立たず悩んでおりました。
借入先 | 返済額 | 借入残金 | 利率 | 取引年数 |
---|---|---|---|---|
イオン | 10,000円 | 1,000,000円 | 18.0% | 2年 |
CFJ | 10,000円 | 500,000円 | 29.2% | 2年 |
プロミス | 10,000円 | 150,000円 | 26.0% | 1年 |
新生 | 20,000円 | 450,000円 | 26.0% | 1年 |
アコム | 10,000円 | 200,000円 | 26.0% | 1年 |
SFコーポレーション | 10,000円 | 200,000円 | 26.0% | 1年 |
合計 | 70,000円 | 2,500,000円 |
やり取りをご参考にしてください。
はじめまして。
司法書士の菰田(こもだ)裕子と申します。
先にご記入いただきました借入先リストを元に
契約、返済及び家計の状況などをお聞きししますが、契約内容など詳細が不明であれば遠慮なくその旨お知らせ下さい。
相談につきましては無料となっていますのでお気軽に何でもお話下さい。
どうか宜しくお願いします。ここ1~2年の間に一気に借金が増えました。3社目からは完全に借金を返済する為の借金になってしまいまって・・・
もうどこからも借入が出来ない状態で、この3ヶ月は返済も滞っています。督促状も来るようになってどうしたらよいかと・・・
そうですね、各社ほぼ借入限度額一杯まで借りられていますので、返済に逼迫した状況でお悩みだったのでは・・・
借入総額に対して毎月の返済額が少ないので一見すると無理の無い返済に見えますがこの金額での返済ですとほぼ毎月利息分だけですね。
そうなんです、返しても返してもぜんぜん減りません。きっかけは前の彼がパチンコや競馬などのギャンブル好きで、誘われて一緒に行くうちに私自身もはまってしまって・・・貯金も150万円ほどあったのですが、それも全て使ってしまい洋服・化粧品などの買い物はクレジットカードを利用してましたので、引き落とし日になると他から借りては入金するような状況になってます。
なるほど、失礼ながらよくあるケースではあります。
ただ、100万円を年利18%で借りて毎月1万円づつの返済だとすると現実的にみて、永久に借金は0にならない計算になります。ですので中途で10万、20万のまとまった返済が必要になります。
勤め先のボーナスも少ないし、そのような金額はとても払うことが出来ません。何とか借金の悩みから開放されたいと思っていますがどうしたらよいでしょうか。
現実的に見て法的手段しかないと思います。法的手段には任意整理、個人民事再生という手続きがありますが、それらの手続きでは債務は0にはなりませんので、先の返済は必要となります。また、B子さんの場合取引年数が短いので大幅な債務圧縮も望めませんので、自己破産の手続きをご提案したいと思います。
でも、自己破産はギャンブルや買い物など浪費での借金はダメだと聞いていますし、私の会社や親にバレるのが心配です。
菰田事務所ではこれまで自己破産においてはすべて免責確定(=全額借金免除)という実績がありますのでご安心下さい。また、勤務先から借金をしている場合を除いては、勤務先に知られることまずありません。家族の方にも知られないよう配慮して手続きを進めさせていただきます。B子さんのように一人暮らしの方であればまず知られる事はないので心配は要りませんよ。
そうですか、自己破産の手続きを進めたとしても日常生活に支障をきたすことなく借金の悩みから開放されるのですね。
そうです、ご依頼頂いた時点で債権者からの督促や取立てがとまります。自己破産には・信用情報への登録 ・財産処分 ・職業制限 ・官報への記載 などのデメリットもありますが、ほとんどB子さんには関係のないものです。ただ信用情報へ登録されることで一定期間(5~7年)新たに借入をしたりローンを組むことが出来なくなりますので、その点はご注意下さい。
山川さんの場合、借入年数が短く任意整理での債務圧縮も期待できないのと、所有財産が無く自己破産のデメリットもほとんど受けることはないと判断し自己破産の手続きを進めた結果、B子さんの債務は下記の通りとなりました。
借入先 | 相談時の借入残金 |
---|---|
イオン | 1,000,000円 |
CFJ | 500,000円 |
プロミス | 150,000円 |
新生 | 450,000円 |
アコム | 200,000円 |
SFコーポレーション | 200,000円 |
合計 | 2,500,000円 |
債務0円
菰田先生ありがとうございました。お陰さまで自己破産の免責が下り債務が全額免除となりました。ギャンブルや浪費での免責は難しいと聞いていたので心配しておりましたが、さすがですね。これまでの実績はだてじゃないですよね!
ありがとうございます、私も無事免責が下りてホッとしています。やはりB子さんのように借金の総額が年収を超えてしまっていたり、毎月の返済が滞り完済の見通しが立たなくなってしまっている状態では自己破産の手続きが最適と言えます。所有している財産もありませんのでほとんどデメリットと言えるものも無く、これまでと何も変わっていないのではないですか?
いえ、借金返済の悩みから開放されたという点では大きく変わってますよ!
本当に助かりました、これで人生やり直すことが出来ます。
ありがとうございました。
裁判所に申立てすることにより借金をゼロにする債務整理の中で最強の手続きです。
破産とは、債務者が多額の借金などにより経済的に破綻してしまい、自分の所有する財産では全ての債権者に対して完全に弁済することができなくなった場合に、裁判所に申し立てることによって借金を全額法的に免除してもらう手続きです。破産の申立ては債権者からもできますが、債務者自らが申立てる破産を自己破産といいます。不動産などの大きな財産は手放すことになりますが、家財道具等生活に必要なものは手放す必要がなく、裁判所から免責決定を受けると、借金はゼロになります。債務整理の中で唯一借金がゼロになるため、債務整理の中では債権者が最も恐れる最強の手続きとも言えます。
(1)裁判所へ
自己破産の申立て
申立人の住所地を管轄する地方裁判所に申立書を提出します。 問題がなければ申立ては受け付けられます。
↓
(2) 破産審尋
裁判所からの呼出し期日に出頭し、裁判官から支払不能になった状況などの質問を受けます。(行われない場合もあります)
↓
(3)破産手続開始決定
同時破産廃止決定
破産審尋の数日後に破産手続開始決定がされます。めぼしい財産がなければ同時廃止の決定がされます。
↓
(4)免責の審尋
裁判所からの呼出し期日に出頭し、裁判官から免責不許可事項に該当することが無いか質問を受けます。
↓
(5)免責の決定
同時破産廃止決定から1~2ヵ月後くらい後に決定されます。
↓
(6)免責の確定
これで借金が全てなくなります。
■手続き完了までの期間
すべての手続終了までの期間は3ヶ月~6ヶ月となります。
●保有資産がほとんど無い
●収入が安定していない又は無収入
●返済が何年も遅延滞納状態にある
○債務(借金)が免除されます
○債権者からの取立てがなくなり精神的に楽になります
○生活に最低必要な家財道具は守られる。
●個人信用情報機関(いわゆるブラックリスト)に登録されるので、一定期間、借り入れ等が出来ない。
●転居の制限を受けます。
●自己破産開始決定から免責決定が確定するまでの間(約6ヶ月間)、弁護士、行政書士、税理士など一定の職業に就くことができなくなります。ただし、免責が確定すれば復職することができます。
●住宅・車などの財産を失います。
●官報に氏名・住所が記載されます。
債務整理の中でも「自己破産」だけは避けたいという声を多く聞きます。それは自己破産に対する誤解を待たれている事が大きな要因です。以下に誤解されている事柄で多いものをあげてみましたが、これらはほぼ事実と異なります。
基本報酬
個人の同時廃止事件/21万円(税込み)
※裁判所予納金等の実費(2万円前後)が別途必要です。
※個人事業者(過去も含む)は金25,000円加算
個人の管財人事件/26万円(税込み)
※裁判所予納金等実費別途45万円前後必要